2日の中山1R・3歳未勝利戦(ダ1800メートル)で、スタート直後に故障を発症して競走中止となった馬が、走路上に残ったままレースが行われるアクシデントが起こった。 スタートしてすぐの1周目ホームストレッチ。(4)ヤマニンラマージュが左中手骨開放骨折(予後不良、騎手は異状なし)を発症して、原田和騎手が落馬。横たわってしまった。 係員が馬をコース外へ移動しようと試みたもののかなわず、1分後にはレースを続けた残りの馬たちが4コーナーを回ってきた。このため、急きょ、周囲に赤いロープを張って対応し、スタッフがジェスチャーで各馬を走路の外寄りへ誘導。競走中のジョッキーも、先行して事態に気づいた騎手がすみやかに後続に注意をうながして、事なきを得た。